サイバー戦争の手引き:偽サイト漸減戦

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更新日:2022/4/19

偽サイト漸減戦:偽サイトを偉い人にチクる

ECサイトを運営していると、善良な利用者から「お宅のWebサイトにそっくりなサイトを見つけました」といったご連絡をいただくことがあったりする。そんなときはどうすれば良いのだろうか。直接攻め込むのも良いが、まずは偉い人に頼るのも大事な選択肢である。

こちらでは、どこの偉い人を頼るべきかについてまとめておく。

検索エンジン各社への報告

多くの人はGoogle等で検索した結果、あなたが運営しているサイトに辿り着くことになる。このためGoogleやBingで偽サイトが表示されなくなれば、多くのユーザを救うことができる。

# 検索エンジン 報告先 備考
1 Google フィッシング詐欺の報告 -
2 Bing Report unsafe site -
3 Yahoo! Yahoo! JAPAN - 「Yahoo! JAPANの不正利用」に関するご報告フォーム Yahooアカウントでのログインが必要。

検索エンジンではないが、PhishTankに偽サイトの情報を登録することで、ITベンダーが情報を活用できるようである。こちらにもぜひ報告をお願いしたい。

【参考】Qiita:すぐ貢献できる!偽サイトの探索から通報まで

政府機関等への報告

個人情報や金銭を奪い取ろうとする偽サイト(フィッシングサイト)の場合は、警察など以下のような機関へも報告をお願いしたい。

# 機関 報告先 備考
1 警察庁 フィッシング110番 -
2 フィッシング対策協議会 フィッシング対策協議会の報告フォーム -
3 セーファーインターネット協会 悪質ECサイトホットライン 通報フォーム -

また、フィッシングサイトの閉鎖対応をJPCERT/CCに依頼することもできるようである。これ以上打つ手がない等、状況によっては選択肢に挙げていただきたい。

【参考】警察庁

【参考】JPCERT/CC:インシデントハンドリングマニュアル →3.4 フィッシング等偽サイトの設置

関連ページ

偽サイト漸減戦一覧

# タイトル 概要 主な対象者
1 偽サイトを偉い人にチクる ←イマココ GoogleやMicrosoftへ偽サイトを通報する 中小企業のIT担当者/ECサイト管理者
2 直接攻める メールアドレスや問い合わせフォームから連絡する 中小企業のIT担当者/ECサイト管理者
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